■東シナ海で日米豪仏共同訓練「ARC21」
5月11〜17日,海上自衛隊は東シナ海で,「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて防衛協力関係を強化するため,日米豪仏共同訓練(ARC21)を行なった。
参加部隊は海上自衛隊が護衛艦“いせ”“あしがら”“あさひ”“こんごう”,輸送艦“おおすみ”,ミサイル艇“おおたか”“しらたか”,哨戒機,潜水艦,米海軍がドック型輸送揚陸艦ニュー・オーリンズNew Orleans LPD-18,P-8A哨戒機,MV-22ティルト・ローター輸送機,オーストラリア海軍がフリゲイトのパラマタParramatta,フランス海軍が強襲揚陸艦トネルTonnerre,フリゲイトのシュルクーフSurcouf。主要訓練項目は防空訓練,対潜訓練,着上陸訓練。
なお本訓練の一部において,海上自衛隊は陸上自衛隊(水陸機動団および西部方面航空隊所属CH-47JA輸送ヘリコプター,AH-64戦闘ヘリコプター)および航空自衛隊(西部航空方面隊所属F-2戦闘機)と協同訓練を実施している。