■海自が部隊組織を改編

 10月1日付けで海上自衛隊は,以下の組織改編を行なった。

 ▷艦隊情報群の新編:上記海上作戦センター内に艦隊情報群が新編され,情報業務群が廃止された。艦隊情報群(約230名)には作戦情報隊,電磁情報隊が置かれ,情報業務群隷下にあった作戦情報支援隊,電子情報支援隊,基礎情報支援隊は廃止された。

 ▷水上戦術開発指導隊の新編:海上訓練指導隊群隷下の誘導武器教育訓練隊を廃止し,新たに水上戦術開発指導隊を編成。

 ▷水陸両用戦・機雷戦戦術支援隊を新編:掃海隊群隷下の掃海業務支援隊を廃止し,新たに水陸両用戦・機雷戦戦術支援隊を編成。同隊は従来の掃海業務支援に加え,水陸両用戦に関する戦術開発や機雷戦能力を持つ3,900トン型護衛艦(FFM)乗員の教育訓練なども担当する。

 ▷第101掃海隊を解隊。

 ▷対潜資料隊の海洋科を気象海洋情報科に,気象科を気象海洋予報科に改編。

 ▷印刷補給隊を東京業務隊に統合。

 ▷第31航空群隷下の第81航空隊と第91航空隊を,第81航空隊に統合。