●マイヤーがレジデンス船を受注
独マイヤー・ヴェルフトは7月30日,マルタに本拠を置くオーシャン・レジデンシズ・デベロプメントからキャビンを分譲するレジデンス船を受注したと発表した。2025年末までの竣工,引渡しを予定する。船名はニョルドNjordで,84,800総トン,全長289メートル,速力21ノット,住居117室,乗客・乗組員計約1,000人が乗船できる。二元燃料機関によるLNG燃料駆動,バッテリー・システム搭載などで排ガスを抑制し環境に配慮する。住居以外に船内イベントが行なえるスペースなども備え,クルーズ船として世界各地を巡るほか,海洋科学分野の研究支援などにも供するとされる。
(ORD)