●東南アジア諸国の海上保安機関職員に対する研修を実施
7月12~25日と同26~31日,海上保安庁はフィリピン,マレーシア,インドネシア,ベトナム,シンガポールの海上保安機関職員に対する研修を実施した。
研修では,実習生たちがシンガポールから巡視船“こじま“に乗船し,航海当直や訓練などを通じて船舶運航技術の習得を行なうとともに,同じく”こじま“で実習中の海上保安大学校専攻科実習生と相互交流がなされた。
また,呉に帰港後は,本庁担当者による海上保安庁業務説明が行なわれ,その後研修生らは海上保安大学校や横浜海上防災基地,海上保安資料館横浜館を見学し,日本の海上保安政策や法の支配に基づく「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」への理解を深めた。