■イージス・アショア代案をイージス艦に閣議決定

 12月18日,政府は廃案となった陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)に代わる弾道ミサイル迎撃手段として,新型イージス艦(イージス・システム搭載艦)2隻の新造を閣議決定した。

 これにより新たなミサイル防衛システムの整備にかかるイージス・アショア代替案は,陸上配備型システムの山口,秋田両県への配備断念以来,約半年強に及ぶ論議を経て,ようやく解決した。弾道ミサイル迎撃手段としての新型イージス艦2隻の建造時期,能力,予算,運用方法については,さらに今後検討が続けられる。