■北朝鮮船舶の「瀬取り」を確認

 12月16日昼,東シナ海の公海上(上海の南東約290キロ)で,第1航空隊所属のP-1哨戒機(鹿屋)が,北朝鮮船籍のタンカー,ナムサン8Namsan 8と船籍不明の小型船が瀬取り行為をしているのを確認した。この2隻は翌17日午前にも同海域で瀬取り行為を行なっているのを,第8護衛隊所属の護衛艦“しまかぜ”(佐世保)が確認している。なおこのナムサン8は国連安保理北朝鮮制裁委員会から,資産凍結・入港禁止の対象に指定された船舶である。