■日米共同訓練の概要
5月9〜31日,海上自衛隊と米海軍は以下の日程で日米共同訓練を実施した。
▷9日,南シナ海で実施。参加部隊は海自が練習艦“かしま”“しまかぜ”,米海軍が駆逐艦1隻。訓練項目は戦術運動など。
▷8〜16日,関東南方海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“てるづき”,P-3C哨戒機,UP-3D,米海軍が空母,巡洋艦各1隻。訓練項目は各種戦術訓練(防空戦など)。
▷11〜12日,米海軍横須賀基地で実施。参加部隊は海自が同システム通信隊群保全監査隊,米海軍がNIOC-HAWAII N3J部(U.S. Navy Information Operation Command-Hawaii N3J部)。訓練項目はサイバー攻撃等対処。
▷18日,沖縄周辺海域で実施。参加部隊は海自が補給艦“はまな”,米海軍が駆逐艦1隻。訓練項目は洋上補給。
▷18日,相模湾で実施,参加部隊は海自がSH-60J哨戒ヘリコプター,米海軍がMH-60R多用途ヘリコプター。訓練項目は対潜戦。
▷20日,自衛隊横須賀病院および横須賀米海軍病院で実施。参加部隊は海自が横須賀地方総監部,自衛隊横須賀病院,横須賀基地業務隊,横須賀衛生隊。米海軍が横須賀米海軍病院。訓練目的は日米衛生関係部隊の連携要領および負傷者への対応能力の向上。
▷24〜26日,関東南方海空域で実施。参加部隊は海自が護衛艦“てるづき”,米海軍が空母,巡洋艦,駆逐艦各1隻。訓練項目は各種戦術訓練(対潜戦など)。
▷31日,房総半島南方海空域で実施。参加部隊は海自がSH-60K哨戒ヘリコプター,潜水艦,米海軍がMH-60R。訓練項目は対潜戦。