■30FFM2番艦「くまの」が進水

 11月19日,三井E&S造船玉野艦船工場で,平成30年度(2018年度)計画で建造中の3,900トン型護衛艦(30FFM)の2番艦“くまの”が進水した。30FFMは新時代の海上自衛隊を象徴する多機能水上戦闘艦で,護衛艦でありながら対機雷戦能力を持つのが特徴。同年度計画により三菱重工長崎造船所で建造の1番艦より先の進水となった。就役は令和4年(2022年)3月の予定。

 基準排水量3,900トン,全長133メートル,速力30ノット以上。兵装は17式SSM4連装発射筒2基,シーRAM近接防御SAM11連装発射機1基,127ミリ単装砲1基,3連装魚雷発射管2基,掃討具一式および簡易型機雷敷設装置一式。