●「ステナ・ジャーマニカ」STS方式でメタノール補給

 スウェーデンのステナ・ラインのカーフェリー,ステナ・ジャーマニカStena Germanica(51,837総トン,船客1,300人,車両300台積載,2001年竣工)が1月23日,スウェーデンのイェーテボリ港でシップ・トゥ・シップ(STS)方式によるメタノール燃料補給を受けた。カナダのメタノール生産・販売大手メタネックスが燃料を提供,独E&Sタンカーが補給した。同船は2015年に世界初のメタノール燃料駆動カーフェリーに改造され,イェーテボリ~キール航路に就航している。これまではトラックから補給しており,STS方式によるメタノール補給は,タンカー以外の船種では世界初であった。

                    (PORT OF GOTHENBURG)