米ロイアル・カリビアン・インターナショナル（RCI）のワンダー・オブ・ザ・シーズWonder of The Seasは，１月27日，仏マルセイユで建造パートナーのアトランティーク造船所とともに伝統的なフラッグ変更セレモニーが行なわれ，正式にRCIの一員になったと発表された。本船はオアシス・クラスの５番船で，４番船シンフォニー・オブ・ザ・シーズSymphony of the Seasより約8,000トン大型化されて236,857総トンとなり，世界最大客船を更新した。船客定員は6,988人。３月４日にフォートローダーデイル発着カリブ海クルーズでデビューし，５月からは地中海で稼働する予定。当初，中国での通年配船が発表されて話題と期待を呼んだが，新型コロナウイルスの影響で取り止められた。

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