●カーニバルとCSSC合弁クルーズ船の1番船進水

 中国船舶集団(CSSC:China State Shipbuilding Corp.)傘下の上海外高橋造船で,12月17日,CSSCカーニバル・クルーズ・シッピング(通称カーニバル・チャイナ)の第1船が進水した。「一号工程」(プロジェクトNo.1)と称する本船は,133,500総トン,全長323.6メートル,幅37.2メートル,2,125の客室を持ち,船客定員は4,250名(最大5,248名),乗員は1,400名。カーニバルのヴィスタ・クラスをタイプシップとし,中国マーケット向けの船内デザインを採用,建造に当たっては伊フィンカンティエーリ造船所が協力している。引渡しは2023年9月の予定。続く同型2番船は24年竣工で,さらにオプションで4隻建造の見込み。カーニバル・チャイナはクルーズ最大手米カーニバル社(Carnival Corp. & plc)とCSSCの合弁船社で,2015年に設立された。

                             (CSSC)