●シーサイドEVO級1番船「MSCシーショア」進水
MSCクルーズの新造船MSCシーショアMSC Seashoreの進水式が,8月20日,伊フィンカンティエーリ造船所モンファルコーネ工場で行なわれた。「シーサイド・クラス」(2隻)の拡大改良型である「シーサイドEVOクラス」の1番船で,169,500総トン,船客定員5,877人,2021年7月の就航を予定している。前級に比べて客室数,アウトドア・スペースをふやすなど65パーセント以上が変更された。NOxを9割削減するSCR(選択触媒還元)脱硝装置,SO2を97パーセントカットするEGCS(排ガス浄化システム),高性能排水処理システムなどの搭載,停泊中の陸電利用などを採用している。写真はMSCと造船所の3名によりバルブを開けるシーンとドックに注水されるシーン。
(MSC CRUISES/FINCANTIERI)