●ハパク・ロイド・クルーズの「ブレーメン」引退

 独ハパク・ロイド・クルーズが運航するブレーメンBremen(6,752総トン,船客155人,1990年竣工)が,予定を早めて同社フリートを離れる。すでに昨年スイスに本拠を置くスキュラが買船しており,ハパクが用船して2021年5月まで運航予定だったが,新型コロナウイルスの影響により独ロストックで係船されている。今後の運航再開計画に含まれておらず,再就航はしないと発表された。同船は元日本郵船系のフロンティア・スピリットFrontier Spiritで,1993年からブレーメンとして就航していた。

      (HAPAG-LLOYD CRUISES)