●フィリピン・コースト・ガードに対する能力向上支援を実施
8月25日~9月7日,海上保安庁はフィリピン・コースト・ガードに対する能力向上支援を実施した。本支援では,対外能力向上支援の専従部門である海上保安庁MCT職員3名をマニラに派遣し,搭載艇の揚降や曳航訓練,操船訓練やダメージ・コントロール研修などの船舶運用に関する項目と,制圧訓練など海上法執行能力に対する支援が行なわれている。
なお,今回の活動では,24メートル型巡視艇のほか,日本が供与した97メートル型多目的船(テレサ・マグバヌアTeresa Magbanua級,“くにさき”型巡視船がベースで満載排水量2,260トン)が使用された。