●ボルチモアの橋梁崩落でクルーズ船の発着地変更

 ボルチモア港口にかかるフランシス・スコット・キー橋(通称キー・ブリッジ)の崩落により,同港発着のクルーズ船が発着港を変更している。カーニバル・クルーズ・ライン(CCL)のカーニバル・レジェンドCarnival Legendは,ボルチモア発着3月24~31日の7泊バハマ・クルーズを実施していたが,26日のキー・ブリッジ崩落で帰港できなくなり,着地をノーフォークに変更した。乗客はバスでボルチモアに送られた。同船は当面ノーフォークを母港にするが4月15日から欧州へ移動し,代わりにタンパ発のカリブ海クルーズを終えたカーニバル・プライドCarnival Prideが同21日にボルチモアに移る予定で,CCLでは状況が改善しない場合ノーフォークに入るとしている(4月8日現在)。一方,ロイアル・カリビアン・インターナショナル(RCI)のヴィジョン・オブ・ザ・シーズVision of the Seasは,レジェンドと同じくボルチモア発着3月23日~4月4日のバハマ12日間クルーズ後,ノーフォークへ帰港。ボルチモアの入出港再開まで同港を起点にする。

                           (CCL)