●マルケサス諸島クルーズの新造船 発注
仏領ポリネシアに本拠を置くコンパニ・ポリネシアン・ドゥ・トランスポール・マリティム(CPTM)が,8月30日に中国の黄海造船にクルーズ客船1隻を発注した。設計は上海船舶研究設計院(SDARI:Shanghai Merchant Ship Design & Research Institute)が手掛け,14,500総トン,全長139メートル,船客280人規模で,竣工は2021年の予定。建造費は約70億CFPフラン,船名はアラヌイ6 Aranui 6で,既存の貨客船アラヌイ5(7,500総トン,船客256人,2015年黄海造船建造)とともにタヒチ島パペーテを母港にマルケサス諸島航路のクルーズに従事する。アラヌイ5はこれまでどおり貨物も輸送する。
(黄海造船)