●ロボットEV貨物船「DroneSHIP」 量産へ

 EV船の開発・普及を目指すe5ラボ(商船三井など出資)の子会社で,情報通信技術などにより海事産業のDXなどを支援するMarindows(マリンドウズ)は9月22日,ロボットEV船DroneSHIP(ドローンシップ)の量産化プロジェクトを発表した。内航海運の抱える労働力不足などの改善,海事産業の持続的成長などの課題を解決するため,ロボット化とEV化,標準化とモジュール化を柱に新しいDroneSHIPを量産し,船員作業の減少,技量や経験値の軽減,港湾内や停泊中のゼロエミッション化,運航・管理の効率化,陸上管理者の技量や経験の削減などを図るもの。第1段階として499総トン型と749総トン型タンカーで実現可能性調査をパートナー企業と共同で約半年間実施し,2026年の第1船就航を目指す。

                               (MARINDOWS)