●三菱造船とNSYが外航LCO2船共同開発の検討開始
三菱造船と日本シップヤード(NSY)は5月22日,外航LCO2船(液化CO2輸送船)の共同開発の検討を開始したと発表した。三菱造船のLPG/LNG船建造の知見や高度なガスハンドリング技術,およびNSYが培ってきた多船種の建造経験,高度な造船技術力を相互に生かしつつ,NSYで建造し2027年以降の竣工を目指す。地球温暖化抑制対策として注目されているCCS(Carbon dioxide Capture and Storage。CO2の回収&貯留)プロジェクトで,LCO2船はCO2を安全かつ大量に輸送する手段として将来的な需要拡大が見込まれている。
(三菱造船)