●世界初のアンモニア燃料コンテナ船「ヤラ・アイデ」 中国に発注

 ベルギー海運CMB傘下の研究開発企業CMBテックは2月12日,ノルウェーの窒素肥料大手ヤラ・インターナショナルおよびグループのヤラ・クリーン・アンモニア,同じくノルウェーのノース・シー・コンテナ・ライン(NCL)との提携により,世界初となるアンモニア燃料コンテナ船を,中国の青島揚帆船舶製造に発注したと発表した。船名はヤラ・アイデYara Eyde,コンテナ積載数1,400TEU,全長約150メートル,幅約27メートルの耐氷構造船で,上海船舶研究設計院の開発になる。2026年半ばに引き渡され,CMBテックのコンテナ部門デルフィスが所有,NCLとヤラ・クリーン・アンモニア合弁のNCLオスロフィヨルドが運航し,ヤラ・インターナショナルとの長期契約により,ポルスグルン(ノルウェー)の同社肥料工場とハンブルク,ブレーマーハーフェンの間でコンテナ輸送に従事する。

                         (CMB.TECH)