●仁川~済州島航路 新フェリーで再開
韓国の仁川~済州島航路が,12月10日仁川発便から再開したと報じられた。就航船ビヨンド・トラストBeyond Trustは,26,546総トン,全長170メートル,幅26メートルで,船客854人,乗用車487台,10フィート・コンテナ65個を積載,韓国の現代尾浦造船が建造した。運航は新会社ハイデックス・ストレージが行なう。仁川~済州島は清海鎮海運がセウォルSewol(6,825総トン,1994年竣工。元フェリーなみのうえ)を運航していた航路で,2014年4月に転覆沈没事故を起こし,修学旅行中の高校生多数を含む300人を超える犠牲者を出して以来,休止状態になっていた。
(現代尾浦造船)