●佐渡汽船の新フェリー「こがね丸」就航

 佐渡島航路を運航する佐渡汽船の新船“こがね丸”が,4月29日,直江津~小木航路に就航した。本船は2001年建造の元宇和島運輸の“えひめ”の後身。2,483総トン,全長116.5メートル,船客584名,乗用車150台積載で,両港を2時間40分で結び,1日2往復する。動揺などを理由に2021年3月で運航を終えた高速カーフェリー“あかね”(5,702総トン,2015年豪インキャット社健造)以降この航路にはジェットフォイルが就航していたが,カーフェリー再就航への要望が強く,中古船を導入した。一等に同社初となるウィズ・ドッグルームと,デッキに専用ドッグランを設けている。ちなみに“こがね丸”は本船が4代目で,「こがね」(黄金)は佐渡金山や佐渡米の稲穂に由来する。

                         (佐渡汽船)