●北九州でハイブリッドEV旅客船を運航へ
商船三井テクノトレードは6月14日,水素とバイオ燃料のハイブリッド型電気推進旅客船の建造を発表した。北九州市に同船の保有・事業会社MOTENA-Seaを設立し,同社と福山の本瓦造船で建造契約を締結した。199総トン,定員約100名で,2024年4月頃の運航開始を予定する。カーボン・ニュートラル実現のため,水素とバイオ燃料による動力システムを採用し,門司港を中心とした関門エリアの企業や大学,北九州市との連携によって,新たな旅客船の活用を提案していくとしている。