●北極域研究船の船名「みらいⅡ」に決定

 国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)は2月22日,建造中の北極域研究船の船名を“みらいⅡ(ツー)”に決定したと発表した。現用の海洋地球研究船“みらい”から調査・観測活動を引き継ぐことと,同船の国際的な貢献や認知度を踏まえ,継続性や北極域および地球環境全体の「未来」に貢献することを意図した。約13,000総トン,全長128メートル,幅23メートル,主機ディーゼル電気推進,乗員97名で,ポーラー・クラス4の耐氷構造を備え,3ノットで1.2メートル(平坦1年氷)の連続砕氷能力も有する。2025年3月に進水し,2026年秋頃引渡しの予定。なお,多数応募のあった「しろくま」「ほくと」については,前者を本船搭載作業艇の名称に,後者は北斗七星を本船ロゴマークデザインとして取り入れる。

                          (JAMSTEC)