●商船三井内航が大型内航アンモニア輸送船を開発へ
商船三井グループの商船三井内航と旭タンカー,イコーズの3社は3月22日,大型アンモニア内航船を2028~29年頃導入するためのコンセプト・スタディを共同実施すると発表した。現状の容量1,000立方メートル級を10,000立方メートル級の大型船とすることで,経済性や船員不足に対応。商船三井が省力・安全関連の技術,旭タンカーが内航タンカーの運航経験,イコーズがアンモニア内航船の船舶管理ノウハウを提供し,日本初の大型内航船による安定・安全輸送と省力,安全,ウェルビーイングの3本柱によるサステナビリティを軸に,GHG削減,汎用性,円滑荷役の3ニーズを網羅する船型開発を推進する。
(商船三井)