●川崎近海汽船の「シルバーブリーズ」が座礁 修理へ
川崎近海汽船運航の八戸~苫小牧航路カーフェリー,シルバーブリーズ(8,901総トン)が,7月2日1時5分,苫小牧西港入港時に航路入口の消波ブロックに突っ込み座礁した。夜明け後満潮を待ってタグボート4隻により離礁作業を行ない11時38分離礁に成功,船首を損傷したが航行可能なことが確認され,苫小牧西港フェリーターミナルに12時45分に着桟,乗客は全員無事下船した。この事故で乗客119人,乗員21人に負傷者はなく,油漏れもなかった。同船は国交省運輸安全委員会の現地調査を終え4日室蘭へ入港,函館どつく室蘭製作所で仮修理を施し,本格修理のためJMU因島工場に移動した。
(川崎近海汽船)