●巡視船「つがる」が海賊哨戒を終え帰国

 7月13日,巡視船“つがる”(PLH-02)が東南アジア周辺海域での海賊哨戒を終えて函館港に帰港した。今回の派遣では6月10日に同港を出港し,東南アジア周辺海域における公海上での哨戒を通じて,シーレーンの安全確保を企図したもの。

 また,6月26日にフィリピン・コースト・ガードやインドネシア海運総局とともに日本,フィリピン,インドネシア三国合同油防除訓練を行ない,人命救助はじめ,火災消火や海上流出油防除までの一連の活動での対処能力向上を図った。

 加えて,7月1日にはパラオ西方の公海上にてパラオ共和国海上警備・魚類野生生物保護部との海中転落者を想定した捜索・救助訓練を実施している。