●日立造船子会社でもエンジン・データ改竄

 日立造船は7月5日,舶用エンジン事業子会社の日立造船マリンエンジンとアイメックス製造の舶用エンジンで,燃料消費率のデータ改竄が社内調査で判明したと発表した。1999年以降に両社が出荷した1,366台を調査対象とし,日立造船マリンエンジンは対象950台すべて,アイメックスは対象416台のうち414台,両社で合計1,364台にデータ書換えがあった。現在は適正データを使用しており,安全性疑義の事案は確認されていないという。日立造船では特別調査委員会を設置し,事実関係や原因の究明,再発防止策策定などを進め,顧客に対しては真摯に対応するとしている。

                      (日立造船マリンエンジン)