●東京九州フェリー2番船「それいゆ」進水!
SHKライングループ,東京九州フェリーの“それいゆ”が,12月23日,三菱重工長崎造船所で進水した。本船は去る8月に進水した“はまゆう”の同型2番船で,来たる7月から新門司~横須賀航路を約21時間で結ぶ。横須賀市の花「はまゆう」を船名に採用した1番船に対し,本船は北九州市の花「ひまわり」から,これを意味するフランス語の「それいゆ」(Soleil)とされた。最適船型や電子制御主機の採用などにより,在来船に比して約6パーセントの省エネを実現するほか,SOx排出規制に対しては主機(4基)および発電機(3基)に排ガス浄化装置(スクラバー)を装備した。なお本船では日本財団が支援する自動運航の実証実験を行なうことになっている。15,400総トン,5,440重量トン,全長222.5メートル,幅25.0メートル,深さ10.0メートル,計画満載吃水7.2メートル,主機Wärtsilä 14V31型ディーゼル4基,2軸,出力46,445馬力(34,160キロワット),航海速力28.3ノット,船客定員268名,車両搭載数トラック154台,乗用車30台。
(東京九州フェリー)