東海汽船が運航する“東京湾納涼船”が３年振りに実施される。７月１日～９月11日の毎日，東京竹芝客船ターミナルを19時15分に出港，東京湾内を周遊して21時に帰港するスケジュールで，伊豆諸島航路の定期船“さるびあ丸”（写真。6,099総トン，船客定員1,343人，2020年竣工）が就航する。同船の納涼船就航は初めて。乗船料金は1,500円だが，浴衣着用で月～木曜（祝日を除く）は500円割引となるほか，７月28日までオープニング割引を実施する。ドリンクとフードは別途船内で購入する。乗船券・飲み放題・料理・座席がセットの個室プランなどもある。納涼船は昭和10年に始まり，東京の夏の風物詩となっているが，新型コロナウイルスの影響で2020年，2021年は中止された。今夏は定員を半分程度に減らすなど，対策を取って実施する。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（東海汽船）