●東海汽船の新造船2隻の完成イメージ
東海汽船は去る6月5日,建造中の新造客船とジェットフォイルの船名と予想図を発表した。客船は現有“さるびあ丸”(1992年竣工)の代船で同名を襲名(三代目),ジェットフォイルはセブンアイランド虹の代船でセブンアイランド結(ゆい)となる。コンセプトは「繋ぐ」で,両船ともカラーリング・デザインを野老(ところ)朝雄氏が担当し,島の海に映える藍色“TOKYOアイランドブルー”に,客船の方は幾何学模様をアレンジ,ジェットフォイルには同社の130周年記念ロゴと船名の「結」を上面にあしらった。新“さるびあ丸”は6,200総トン,全長約118メートル,船客定員1,343名で,三菱下関で来たる11月に進水,来年6月就航。セブンアイランド結は165総トン,全長27.4メートル,船客定員241名で,川重神戸で来年3月に進水し,7月に就航する予定。
(東海汽船)