●海上保安庁次長が第20回アジア海上保安機関長官級会合に参加
9月3~5日,韓国の仁川で開催された第20回アジア海上保安機関長官級会合に宮澤康一海上保安庁次長が参加した。
同会議ではオブザーバー国2カ国(イギリス,イタリア)を含むアジア太平洋諸国18カ国により,捜索救助,海洋環境保全,海上不法活動の予防・取締り,人材育成および情報共有の5分野について発表が行なわれた。
期間中,宮沢次長は韓国,オーストラリア,インドネシア,マレーシア,フィリピン,インド,トルコの7カ国とアジア海賊対策地域協力協定情報共有センター(ReCAAP-ISC)の代表者と個別で会談を行なっている。
なお,同会議中で,机上訓練に焦点をあてた合同訓練などを検討する新たなワーキング・グループが設立され,2025年のホスト国としてオーストラリアが選出された。