●海保加盟の国際航路標識協会(IALA)が国際機構に移行
8月22日,海上保安庁が加盟する国際航路標識協会(IALA)が国際航路標識機関条約の発効により,非営利団体から国際機構へと移行した。
同機構は,灯台や浮標などの航路標識に関する国際的基準の策定や技術的な助言などを行なう組織であり,海上保安庁は昭和34年(1959年)より国家会員として加盟し,昭和50年以降は連続で理事を務めている。
なお,平成28年(2016年)以降は海上保安庁職員から,IALAの技術委員会であるDTEC委員会の議長を輩出しており,国際機構化後も航路標識に関する技術支援を中心に協力を実施する予定。