●阪九フェリーの新しい神戸航路船「せっつ」進水!
三菱造船が2隻受注した阪九フェリーの新造船の1番船“せっつ”が,去る8月2日,三菱重工グループの下関造船所で進水した。今後艤装工事を経て来年2月に引き渡され,現有の“やまと”に代わって新門司~神戸航路に就航する予定。新開発の最適船型の導入などにより従来船比約6パーセントの省エネ化が図られ,SOx排出規制に対応してスクラバーも装備する。16,300総トン,6,200重量トン,全長195メートル,幅29.6メートル,深さ20.6メートル,主機ディーゼル2基,2軸,航海速力23.5ノット,船客定員663名,車両搭載数8.5メートル・トラック277台,乗用車188台。引き続き2番船も同所で建造中で,来年夏に就航の予定。
(三菱造船)