●6月にデビュー予定! 「MSCエウリビア」
MSCクルーズは,2月23日,同社LNG燃料客船の2番船MSCエウリビアMSC Euribiaが,来たる6月8日にコペンハーゲンで命名式を実施すると発表した。デンマークは海に対する持続可能性への取組みを行なっており,首都デンマークに海洋遺産が豊富にあることから,MSCクルーズの海洋保護に対する取組みを象徴するとして同地が選ばれた。その後同10日キール発の北欧クルーズでデビューする予定。船体にはドイツのグラフィック・アーティスト,A.フレーミヒ氏の手になるフレスコ画「Save the Sea」を描く。繊細で複雑な生態系保護の重要性を示しており,同社の海洋環境保護と保全の取組みを表現した。177,000総トン,全長331.4メートル,幅43.0メートル,主機二元燃料ディーゼル・エレクトリック,船客定員4,827名。「メラヴィリアプラス・クラス」の3番船だが,本船では現時点で最もクリーンなLNG燃料に加え,「バルト海標準」の先進廃水処理システムや廃棄物管理システム,高効率エネルギー・システム,陸上給電システムなど,最先端環境技術を備えている。
(MSC CRUISES)