カーニバル・クルーズ・ライン（CCL）のXLクラス３番船カーニバル・ジュビリーCarnival Jubileeが，７月21日，建造所の屋根付きドックから引き出されて進水した。XLクラスはカーニバル・グループで連続建造されている18万総トン級のLNG燃料客船シリーズで，アイーダ・クルーズ，コスタ・クルーズ，P&Oクルーズ，CCLで各２隻が就航し，本船が通算９隻目に当たる。建造はマイヤー・グループのマイヤー・ヴェルフト，同トゥルクが担当。クルーズ船社ごとに各部のアレンジがやや異なっている。本船は当初アイーダ向けとして発注されたが，CCLに改められた。183,200総トン，全長337.0メートル，幅42.0メートル，吃水8.8メートル，主機二元燃料ディーゼル・エレクトリック（主機MaK 16M46DF型４基），総出力83,968馬力（61,760kW），航海速力17ノット，船客定員5,228名（キャビン数2,626室）。デビューは来たる12月23日で，ガルヴェストン発着の西カリブ海クルーズを実施する予定。

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