●HMMの世界最大24,000TEU型ULCS1番船竣工
韓国HMM(旧現代商船)は4月23日,大宇造船海洋で建造していた世界最大24,000TEU型の超大型コンテナ船(ULCS)が竣工し,同所玉浦造船所で命名式を実施したと発表した。HMMアルヘシラスHMM Algecirasと命名された本船は,HMMが一昨年9月に発注した12隻シリーズの1番船で,これまで世界最大だったMSCのMSCグルサンMSC Gülsün級(23,756TEU型)を約200TEU上回る。大宇造船海洋が7隻,サムスン重工が5隻を建造し,今年9月までに全船引き渡されることになっている。命名式には文在寅韓国大統領も出席した。228,283総トン,224,999重量トン,全長399.9メートル,幅61.03メートル,深さ33.2メートルで,通常コンテナ積載数は23,964TEU。なお現代商船は去る4月1日から正式に,英文略称だった「HMM」を社名とし,今春からザ・アライアンス(TA)に正式加盟した。
(HMM)