●HXエクスペディションの2隻が改装へ
イギリスに本拠を置くHXエクスペディションは2月25日,就航中のフラムFram,スピッツベルゲンSpitsbergenの大規模改装を実施すると発表した。費用は700万ユーロ以上とされる。フラム(11,647総トン,船客250人,2007年竣工)は4月にパナマで工事を行ない,新サイエンスセンターの設置,客室,レストラン,調理室,乗組員室などを改装。5月26日に復帰する予定。スピッツベルゲン(7,344総トン,船客220人,2009年竣工)は,すでに2月からスペインで工事を開始しており,新サイエンスセンター,レストランの設置,客室,パブリックスペースなどに手を加え,4月2日に復帰する。なおフッティルーテンから分離したHXブランド再構築のステップとして,両船とも船体をインディゴブルーとサンド(砂)色に変更する。
(HX)