●IHI原動機が中間報告書を提出

 舶用エンジンなどのデータ改竄問題に関し,IHI原動機と親会社IHIが6月4日に国土交通省に提出した中間報告によれば,再発防止策として,運転検査員の検査機能を品質管理部門に移管する組織体制の再構築などが示された。報告では燃料消費率データ改竄の舶用エンジンが536基増えて4,751基(仕様値の逸脱は1,950基に減少)になったほか,NOx放出量確認試験で403基のデータ改竄が確認され,同省は残りの調査および報告の迅速な実施と再発防止策の策定を同社に指示した。

                           (IHI原動機)