ザ・アライアンス（TA）として提携するオーシャン・ネットワーク・エクスプレス（ONE。日本）と陽明海運（YM。台湾），HMM（韓国）の３社は９月９日，来年２月から名称を新たに「プレミア・アライアンス」（PA）に改め，主要東西航路における５年間の提携継続を発表した。TAメンバーのハパク・ロイド（HL。独）が，2025年２月からマースク（デンマーク）との新提携ジェミニを発表してTA離脱を表明。これより先，マースクとMSC（スイス）は来年１月で提携する2Mの終了を発表し，MSCだけが単独運航となる。TAでは最大船腹量のHL離脱後の体制が懸念されていたが，同じ９日，アジア～欧州航路でMSCとスロット交換を行なうことが発表され，HL離脱の影響が抑えられることとなった。

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