ロイアル・カリビアン・インターナショナル（RCI）の新船ユートピア・オブ・ザ・シーズUtopia of the Seasが，去る５月７日，建造所のアトランティーク造船所を出て５日間の外洋試運転を行なった。７月の引渡しに向けた建造の最終工程に当たり，造船やエンジニアリング，航海など900人以上の専門家により，外洋での船の挙動や航海システムの操作，エンジン性能，バックヤードなどがチェックされた。７月19日にポート・カナヴェラル発着３，４泊バハマ・クルーズでデビューする予定。本船は昨年まで世界最大の客船シリーズだったオアシス・クラスの６番船で，このクラスでは初めてLNG 燃料を導入，RCIでは今年１月にデビューしたアイコン・オブ・ザ・シーズIcon of the Seas に続いて２隻目のLNG 燃料船なった。236,860総トン，全長362.1メートル，幅47.0メートル，主機二元燃料ディーゼル・エレクトリック（主機ディーゼル６基，推進器アジポッド３基），出力93,600kW，航海速力22.6ノット，船客定員5,668名。

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