ノルウェーの自動車船大手ワレニウス・ウィルヘルムセン（WW）は11月８日，中国招商局金陵船舶（江蘇）造船所で建造する「シェイパー・クラス」12隻の自動車船について，オプション４隻のうち２隻の建造を決めたと発表した。このクラスはメタノール対応二元燃料主機を搭載し，アンモニア・レディ仕様も有する9,300CEU型として発注，2026年後半から引渡しが始まるが，このうち最後の４隻を去る９月，世界最大となる11,700 CEU型に変更した（12月号既報）。今回の２隻は11,700型で，併せて同社は先の9,300CEU型のうちさらに２隻を11,700CEUに大型化すると発表，トータル14隻の内訳は11,700型８隻，9,300型６隻となった。今回発注分の納期は2028年後半。

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