アジア諸国の新造艦に関する話題
11月14日にインドのヒンドスタン造船所で,インド海軍向けの新型補給艦FSS
(Fleet Support Ship)の1番艦の起工式が行なわれた。FSSは5隻の建造を計画し
ており,そのうち2隻はラーセン&トゥブロ(L&T)が副契約社として担当する。
11月16日にインドネシアのPT PALで,インドネシア海軍向けの新型フリゲイト(ア
ローヘッド140 Arrowhead 140型)の2番艦を起工した。6月から鋼材の切出しを始
めていたもの。全長140メートル,幅19.75メートル,速力28ノット。
フィンカンティエーリは,カタール海軍から受注していた揚陸艦アル・フルクAl-Fulk
について,11月29日に同社ムッジアーノ造船所で引渡し式典を実施した。全長143メ
ートル,幅21.5メートル,550名の乗艦が可能。(Naval News 2024/11/15-16,同2024/11/29)