イタリア海軍の新型OPVを起工
フィンカンティエーリのリヴァ・トリゴゾ造船所で2024年12月12日に,イタ
リア海軍新型OPVの1番艦が起工された。2027年の前半に納入の予定。計画名称
はPPXで,6隻建造してカシオペアCassiopea級4隻とシリオSirio級2隻の後継
とする計画。主契約社はフィンカンティエーリが51パーセント,レオナルドが
49パーセントを出資するOSN(Orizzonte Sistemi Navali)。
フィンカンティエーリのFCXシリーズをベースとする,FCX20と呼ばれるモデ
ルで,航洋性や抵抗低減に配慮した設計。排水量2,400トン,全長95メートル,
幅14.2メートル,吃水5.4メートル。乗組員93名。PPA(Pattugliatore
Polivalente d’Altura)ことパオロ・タオン・ディ・レヴェルPaolo Thaon di
Revel級と同様の「統合コックピット」も導入する。
機関はCODLAD方式で,イソッタ・フラスキーニ製V1708C2ME5ディーゼル発電
機(出力680kWe)4基,マレリ製電動機(出力500kW)2基による2軸推進。こ
の電気推進で10ノット,さらにブースト機のMTU製16V8000M91Lディーゼル(出
力8MW)1基を加えて,24ノットの速力を得る。航続距離は3,500浬/14ノット,
連続行動日数は20日。(Naval News 2025/1/13)