イタリア海軍向けの新型OPVを追加発注
OSN(Orizzonte Sistemi Navali)が,イタリア海軍向け新型OPV(Offshore
Patrol Vessel)のうち,オプション契約分の1隻を追加受注した。通算4番
艦にあたる。OSNはフィンカンティエーリが51パーセント,レオナルドが49パ
ーセントを出資する合弁会社で,今回の4番艦では前者の取り分が1億6,300
万ユーロ,後者の取り分が7,000万ユーロとなる。このOPVはフィンカンティエ
ーリのFCXシリーズ,FCX-20をベースとするもので,排水量2,300トン,全長95
メートル,乗組員97名。2023年8月に3隻を9億2,500万ユーロ(10億1,100万
ドル)で受注していた。この時3隻のオプション契約を設定していたが,今回
のオプション行使は1隻のみ。(Naval News 2024/8/5,Jane’s 2024/8/7)