インドネシアの209型潜水艦が沈没
インドネシア海軍の東部艦隊司令部第2潜水隊に所属する209/1300型潜水艦ナンガラNanggalaが,4月21日に魚雷の実射訓練を実施していた時に,バリ島北方95キロ付近の海域で消息を絶った。潜航開始後に消息を絶ったとの情報がある。これを受けて,訓練に同行していた艦が捜索を開始した。そしてインドネシア海軍は4月24日になって,ナンガラが沈没したと発表した。同艦が潜航を開始した場所から3キロほどの地点で,同艦の部品の一部を発見・回収したため,沈没が確認された。併せて,乗組員53名も全員が死亡したと発表された。その後,三つに分断された艦の残骸が見つかったとの報もあった。なお,現場の水深は800メートルほどある。