ウクライナの機雷掃討艇が演習に参加

 6月26日から7月5日にスコットランド近海で行なわれたNATOの対機雷戦演
習「シー・ブリーズ」に,ウクライナ海軍の機雷掃討艇チェルニーヒウ
Chernihiv(M310)とチェルカッシィCherkasy(M311)が参加した。演習の目
的については「NATOの基準に沿ってMCM作戦の戦術計画を立案できるスタッフ
の育成」と説明されている。この2隻は英海軍のサンダウンSandown級を譲受
したもので,元の艦名はグリムズビーGrimsby(M108)とショアハムShoreham
(M112)。露宇戦争の勃発で本国への回航ができず,イギリスのポーツマスに
留め置かれて乗組員の訓練を続けている。(Naval News 2024/6/25)