独130型コルベットの8番艦が進水

 ドイツ海軍向けのK130型ことブラウンシュヴァイクBraunschweig級コルベッ
トのうち,バッチ2の3隻目にあたるカールスルーエKarlsruheが進水した。
 同級はNVLグループが主導,ティッセンクルップ・マリン・システムズ
(TKMS)とドイツ造船所が参画するARGE K130コンソーシアムが主契約社。ま
ず2008~13年にバッチ1の5隻が就役。続いてバッチ2として5隻の追加が決
まり,2017年9月に22億ユーロ(23億9,000万ドル)の契約を発注した。
 そのバッチ2のうち,ケルン Köln(F265)とエムデンEmden(F266)が就役
済み,今回のカールスルーエは艤装に移行,さらにアウグスブルクAugsburgと
リュベックLübeckが続く。ただし,指揮管制・武器管制のサイバー・セキュリ
ティ問題から,スケジュールに遅れが生じている。