現役灯台4基が重要文化財に
10月16日、文化審議会から文部科学大臣に、現役灯台4基を重要文化財に指定する旨の答申があった。現役灯台が重文に指定されるのは、これが初めて。
対象となる灯台は、千葉県銚子市の犬吠埼灯台、山口県下関市の六連島灯台と角島灯台、福岡県北九州市の部埼灯台。
なお、現役を退いたのちに重文指定を受けた灯台には、明治村に移設された品川灯台などがある。
ちなみに11月1日は、わが国初の洋式灯台である観音埼灯台(神奈川県横須賀市)が起工されたことに因んで「灯台記念日」に定められているので(今年は152周年)、全国43カ所の灯台で一般公開などが行なわれ、上記4灯台のうち角島灯台では10月31日に夜間公開が行なわれる。