米海軍の新造艦に関する話題

 8月6日にジェネラル・ダイナミクスのエレクトリック・ボート造船所
(GDEB)で,ヴァージニアVirginia級攻撃原潜の26番艦,アイダホIdaho
SSN-799をドックに入れて浮揚させる「フロート・オフ」と呼ばれるイベント
が行なわれた。命名式は3月16日に実施済み。
 その前日の8月5日にオースタルUSAは,インディペンデンスIndependence
級沿海域戦闘艦(LCS:Littoral Combat Ship)の18番艦ピエールPierre
LCS-38が進水したと発表した。同艦は年内に試験航海を始める予定。LCSの建
造は本艦が最後となる。一方,同型艦のキングスヴィルKingsville LCS-36は
オースタルUSAからテキサス州のコーパス・クリスティに回航され,8月24日
に同地で就役式典を挙行した。
 このほか,遠征用高速輸送艦EPF(Expeditionary Fast Transport)の15番
艦ポイントロマPoint Loma EPF-15が,8月初頭にオースタルUSAで進水した。
現在は艤装作業を実施しており,年末から試験航海を始める予定。(Naval
News 2024/8/5,NAVSEA 2024/8/13,Austal USA 2024/8/16,同2024/9/3)