英海軍が回転翼無人機を対麻薬作戦に投入

 英海軍の23型フリゲイト,ランカスターLancaster(F229)が,艦載回転翼無人機ペリグリンを,中東での対麻薬作戦に投入した。ペリグリンとは,タレスとシーベル・エアクラフトが組んで納入したカムコプターS-100のことで,搭載するセンサー機器をタレス,機体をシーベルが担当する図式。船舶自動識別システム(AIS:Automatic Identification System)の受信機や電子光学/赤外線センサー,タレス製I-Masterレーダーを搭載する。このレーダーは,合成開口レーダー(SAR:Synthetic Aperture Radar)と洋上移動目標識別(MMTI:Maritime Moving Target Indication)のモードを備えている。(Naval News 2025/2/21)